【徹底分析】2021年2月21日(日)開催フェブラリーステークス2021

徹底解剖

ついに開催が今週末にまで迫ったフェブラリーS。
1年の最初を飾るG1レースということで、各方面からの注目もひとしおだ。
昨年は2着に最低人気のケイティブレイブが飛び込む大波乱ぶりが話題になったが、さて2021年はどうなるんだろうな!!
巷では「稀に見る予測困難なレース」とも騒がれている2021年のフェブラリーSだが、ひとまず基本のデータから順に見ていこう。

▼登録馬(登録馬数:23頭 フルゲート:16頭)
アルクトス
インティ
エアアルマス
エアスピネル
オーヴェルニュ
カフェファラオ
サクセスエナジー
サザンヴィグラス
サンライズノヴァ
スマートダンディー
ソリストサンダー
タイサイ
タガノビューティー
デュードヴァン
ハイランドピーク
ヘリオス
ミューチャリー
ヤマニンアンプリメ
レッドルゼル
ロードグラディオ
ワークアンドラブ
ワイドファラオ
ワンダーリーデル

激戦の舞台となるコースは東京ダート1600m。
外枠のほうが芝を走る距離が長いため「外枠有利」として知られるコースだ。
瞬発力の要求度も極めて高く、速い上がりを繰り出せる馬に期待がかかる。
ただし、最速上がり馬が1着に輝いたのは、過去10年の歴史でわずか2回だけという点には注意が必要だ。高い確率で馬券に絡んでくる最速上がり馬ではあるが、蓋を開けてみれば2~3着止まりということが多いことを覚えておきたい。

-目次-

■このコースの特徴

東京ダ1600mのコース設定が、他の競馬場とは大きく異なるということも忘れてはならない。JRA唯一のダート1600m、芝スタート、左回りのワンターン、最後の激走を彩る500mの直線などなど…。この特徴から、東京ダ1600mとの相性がいい馬がリピーターとなるケースも多い。
リピーターとしての一番の好例は、2014年には最低人気にも関わらず予想外の優勝を飾った後、翌2015年には1番人気で再登場し、レース史上初の連覇という偉業を成し遂げたコパノリッキーだろう。人気別成績で見ると、基本的には人気サイドが強いコースと言って間違いないだろう。
記憶に新しい昨年のケイティブレイブ(16番人気2着)と、前述した2014年のコパノリッキー(16番人気1着)の大激走ぶりによって波乱傾向の高いレースと思われがちだが、トータルで見ると人気上位馬の回収値が非常に高く、安定した強さを見せている。事実、東京ダ1600mにおける過去10年の重賞では、3番人気以内が70%近い確率で優勝している。一方の中穴はイマイチ。
単勝適正回収値の高さで一発大穴狙いをするなら4~6番人気を押すのもありだが、手堅くいくなら人気サイドを狙ったほうが泣きを見ることは少ないだろう。

ちなみに、現時点での予想人気は以下のとおりだ。

1番人気 カフェファラオ(牝4 予想オッズ3.1)
2番人気 レッドルゼル(牝5 予想オッズ3.9)
3番人気 アルクトス(牝6 予想オッズ4.9)
4番人気 サンライズノヴァ(牝7 予想オッズ5.9)
5番人気 オーヴェルニュ(牝5 予想オッズ8.7)

1番人気は、初のG1制覇が期待されるカフェファラオ。
前走のチャンピオンズCでは6着に沈んだが、2走前の1900mシリウスSでは5馬身差の圧勝ぶりを見せつけた。
ヒヤシンスSやユニコーンSで圧巻の走りぶりを見せた東京ダートマイルの舞台で、悲願のG1初勝利なるか。
東京ダ1600mとの相性が非常に高いC.ルメール騎手が騎乗予定であることも、カフェファラオに注目が集まる理由のひとつだ。

2番人気には、前走の根岸Sで重賞初制覇を果たして勢いに乗るレッドルゼル。
ダートでの戦績は14戦12連対と、極めて安定した活躍ぶりを見せてはいるが、1400mまでしか経験がないという点が懸念材料だ。
根岸Sでの末脚を見る限りでは距離延長も難なくこなせそうな印象を受けるが、初めての1ハロン延長となる東京ダ1600mとの相性が吉と出るか凶と出るか…。
脂の乗った5歳馬である点と、根岸Sから引き続き川田騎手が継続騎乗予定であることは大きな強みと言える。

3番人気のアルクトスは、昨年のマイルCS南部杯を日本レコードで勝ち取ったことが記憶に新しい。
前走の根岸Sでは4着と届かなかったが、着差はわずかに0.2秒と鼻先の差であったことには触れておきたい。
斤量59キロを背負っていたことを思えば、首尾は上々と言えるだろう。

4番人気は、昨年のフェブラリーSで3着につけたサンライズノヴァ。
東京ダ1600mで過去に重賞を3勝してきた経験を活かせるかどうかが注目だ。
前走のチャンピオンズCでは12着と振るわなかったが、東京ダ1600mとサンライズノヴァの相性はピカイチ。
混戦が予想される今年、久しぶりのダートG1制覇に期待がかかる。

5番人気には、前走の東海Sを制して意気軒昂とするオーヴェルニュ。
3連勝からの重賞初制覇という怒涛の勢いをフェブラリーSにもそのまま持ち込めるかどうかが鍵となるが、1週前の時点でまだ騎手未定という点には不安が残る。

とはいえ、1700~1800mを主戦場とするオーヴェルニュの経歴には心強いものがあるのも事実。
きっと、スタミナ必須の東京ダ1600mにおいても力走を見せてくれることだろう。

コース設定が特殊である東京ダ1600mにおいては、コースと騎手の相性も特に注目しておきたいポイントだ。
過去のレース結果を見ると、東京ダ1600mにおける勝率がもっとも高いのはC.ルメール騎手の29.1%。
次いでM.デムーロ騎手の16.9%、横山騎手の15.2%、戸崎騎手の14.9%となっており、C.ルメール騎手の勝率がずば抜けていることが分かる。
C.ルメール騎手は連対率43.1%、複勝率53.2%とこちらも極めて優秀なので、今回のフェブラリーSでも高い確率で馬券に絡んでくることが予想される。

そんなC.ルメール騎手が騎乗するのは、1番人気のカフェファラオ。
シリウスSでの圧勝ぶりが印象的だったとはいえ、G1制覇経験のないカフェファラオがここまで注目を集めている理由のひとつには、間違いなくC.ルメール騎手の存在も挙げられるだろう。
M.デムーロ騎手は17番人気のサザンヴィグラス、横山騎手は7番人気のワンダーリーデルへの騎乗が予定されている。
2番人気のレッドルゼルに騎乗予定の川田騎手も、東京ダ1600mで高い回収値を誇る騎手のひとりだ。
川田騎手の場合は根岸Sからの継続騎乗なので、その点も強みのひとつと言えよう。

一方、関西所属の騎手は軒並み東京ダ1600mとの相性が悪い印象だ。
和田騎手は連対率2.7%、池添騎手は連対率3.9%で、幸騎手も連対率10%未満で留まっている。
相性の良し悪しが問われやすいコースなので、予想の際にはこのあたりも押さえておきたい。

例年にない混戦ぶりが予想されるフェブラリーS2021。
東京ダ1600mのコース巧者C.ルメール騎手を味方につけて、1番人気のカフェファラオがそのまま走り抜けるか。
はたまた、前走の優勝で勢いに乗るレッドルゼル・オーヴェルニュが奔流となって人気サイドを呑み込むか。
あるいは、人気下位の馬が予想だにしない激走ぶりを見せつけ、昨年に続く大波乱を巻き起こすのか。

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ますます予想合戦が加熱するフェブラリーS。
2021年の幕開けを飾るG1レース開催まで、あとわずかだ。

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